建設業や製造業向けビデオ通話サービス「SynQ Remote(シンクリモート)」を提供する株式会社クアンド。同社はインサイドセールス体制強化のため株式会社EachWorthの営業代行サービスを2025年4月に導入し、わずか2週間で質の高いアポイント獲得を実感。1ヶ月半後にはKPIを大幅に上回る成果を達成しました。その背景にあるEachWorthの迅速なキャッチアップ能力と、”まるで社内メンバーのような”連携について、株式会社クアンドの井出様に、お話を伺いました。
導入前の課題
- 社内インサイドセールス担当者の異動によるリソース不足
- 過去の外部委託ではアポイントの質に課題
- 即戦力となるインサイドセールス機能の確立が急務
導入後の効果
- 導入後わずか2週間で質の高いアポイント獲得を実感
- 1ヶ月半でKPIを大幅に上回るアポイント数を獲得
- EachWorth担当者の迅速なキャッチアップと提案力を実感
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本日はよろしくお願いいたします。まず初めに、井出様の自己紹介と、株式会社クアンド様の事業内容についてお聞かせいただけますでしょうか。
株式会社クアンドの井出と申します。営業部門に所属しており、主にフィールドセールスを担当してきましたが、今年の4月からはインサイドセールスも兼務しています。本社は福岡県北九州市にあり、「SynQ Remote(シンクリモート)」というビデオ通話サービスを提供しています。主なお客様は建設業や製造業など、いわゆる現場仕事をされている企業です。
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ありがとうございます。EachWorthのサービスを導入される前、御社ではどのような課題を抱えていたのでしょうか。
社内にインサイドセールス専任者がいなかったため、営業活動が滞っていたことが問題となっていました。もともとは担当が1名いたのですが、他の部門で人手が足りなくなり、そちらへ異動。以来、担当者不在の期間が続いていました。正社員採用も検討しましたが、すぐに即戦力となる人材を見つけるのは難しく、外部委託を検討し始めました。
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なるほど。EachWorthと協業する前に、他の営業代行サービスを利用されたご経験はあったのでしょうか。
はい。今年の1月から別の法人と、フリーランスで活動されている方に「インサイドセールス」をお願いしていました。当社のメンバーが前職で関わったことのある会社にお声がけした形です。
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そちらのサービスでは、どのような状況だったのでしょうか。
アポイントの獲得数自体は、ある程度担保できていました。ただ、そこから先の商談化や契約につながる件数が思ったほど伸びなかったんです。社内でも「アポイントの「質」の部分に課題があるよね」という声が上がっていて、改善の必要性を感じていました。
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社内リソース不足とアポイントの質という課題があったのですね。そうした中で、EachWorthにご依頼された決め手は何だったのでしょうか。
当社のセールスマネージャーが、前職でEachWorthの役員の方と協業経験があり、そのご縁が一番のきっかけでした。以前も導入を検討したことがあったのですが、当時は人員の都合がつかず見送りになりました。今回、委託先を再検討する中で改めて相談し、4月から正式にお願いすることになりました。
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過去のつながりがきっかけだったのですね。具体的に、EachWorthに魅力を感じた点はどこだったのでしょうか。
EachWorth役員の方の高いスキルについては、当社のマネージャーから事前に聞いていたのですが、その後、直接お会いして社内体制や実績についてもご丁寧にご説明いただき、「これなら成果が出そうだな」と確信を持てたことが大きかったですね。
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能力や実績から信頼できる会社だと感じられたのですね。
特に、担当していただく方がマーケティングに精通している点にも強く惹かれました。効果的なインサイドセールスを行うには、マーケティング知識が不可欠です。伴走してくださる方がマーケティング領域で実績があり、付随業務の知識を持っている点はかなり魅力的に映りました。
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ありがとうございます。
社内でEachWorthを導入するにあたって、何か懸念点などはありましたか?
実際にどれくらいのアポイントが取れるかは未知数だったものの、社内から反対の声は挙がりませんでした。むしろ早急な課題改善が求められていたので、人員が確保できるならすぐにでも支援をお願いしたい、という流れでした。
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EachWorthのサービスを2025年4月に導入されましたが、具体的な成果はいつ頃から感じられましたか?
導入後、約2週間で目に見える変化がありました。
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2週間とは早いですね。どのような変化でしたか?
トーク内容やオペレーションのキャッチアップが想像以上に早かったです。お客様へのヒアリングの質が格段に上がり、一つ一つのアポイントの温度感が非常に高まりました。当初は、成果が出るまでに1ヶ月はかかると見込んでいましたが、想定の半分の時間で質の高いアポイント供給が始まった印象です。
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アポイントの質について、もう少し詳しく聞かせていただけますか。
初回の面談から具体的な契約条件など、深い話ができる関係性を築いていただきました。エンタープライズ規模のお客様からもアポイントを獲得できており、とてもありがたい状況でした。
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現時点で導入から1ヶ月半ほど経過されていますが、KPIの達成状況はいかがですか?
特に2か月目となる今月はKPIを大幅に上回る数値で進めていただいており、非常に満足しています。
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以前の委託先と比較していかがですか?
1日あたりプラス1〜2件ペースでアポイントを獲得していただいています。最終的には以前の倍近い供給量になるのではと期待しています。
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EachWorthとの連携で特にメリットを感じた点は何でしょう?
マーケティングに精通した方が担当についてくださって、ナーチャリングなどプラスアルファの提案をいただけるのはありがたいですね。
さらに、日々のキャッチアップがとても早いんです。不明な点はすぐに質問してくれて、こちらからの追加情報も迅速に確認いただくなど、非常に力を入れて取り組んでいただいている印象です。まるで社内メンバーのように連携できている感覚があります。
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週に一度のミーティングも実施されているとお聞きましたが。
EachWorthの方から数値報告や改善提案をいただくほか、当社からも改善要望を伝えるなど、双方向のコミュニケーションが活発です。これが迅速なPDCAに繋がっていると感じています。
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EachWorthでは全員出社のため、ノウハウ共有や改善点の即時発見が可能です。リモート中心の他社様と比べ、PDCAサイクルが早いのが強みとのことです。
顔を合わせて業務に取り組む環境は、個々のスキルアップにも繋がりやすく、安心感がありますね。
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今後の体制についてはどのようにお考えですか?
成果が出ているので、より多くのアポイントを獲得するために、現在の1名体制から2名体制に拡大できないかと、社内でも検討を進めているところです。
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内製化ではなく、協業を強化していくイメージでしょうか。
いずれは内製化も視野に入れていますが、当面はEachWorthの皆さんと協力しながら体制を整えていきたいです。
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最後に、EachWorthのサービスをどのような企業にお勧めしたいですか?
私たちのように「社内リソースは不足しているがインサイドセールスは不可欠」というスタートアップ企業に最もマッチすると思います。また、顧客情報を収集しプロダクト改善を進めている初期段階の会社とも、非常に相性が良いはずです。0→1ベースで事業を立ち上げている企業の心強いパートナーになると思います。
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本日は貴重なお話をありがとうございました。
ありがとうございました。
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